手放すヒント

【“高かったから…”で手放せないあなたへ】その執着、ほんとうに必要?

高かったから手放せない…という気持ちに向き合う女性の手元

「高かったのに…」と感じるのは、自然なこと。

手放すときにどうしても浮かんできますよね。

「これ、けっこう高かったんだよな…」
「もったいないし、まだ使えるし…」

それは、あなたが「買い物で失敗したくない」「無駄にしたくない」という、まっすぐな気持ちの現れ。
でも、その気持ちがかえって、片付けを難しくしていることもあります。

この記事では、「高かったから…」という気持ちをどのように捉え、向かい合えば良いのか。そのヒントをお伝えしていきます。

片付け、そして今の暮らしをラクにしていきましょう。

“今の自分”にとって、価値があるかどうか?

黒の目覚まし時計と手帳、ボールペンが並ぶモノクロ写真。“『高かった』は過去。今のわたしにとって価値がある?”という言葉が中央に書かれている

どんなに高かったモノでも、

  • 出番がない
  • 存在すら忘れていた
  • 使おうとすると気分が下がる

そんな状態なら、今の暮らしには必要ないのかもしれません。

「過去の価格」ではなく、「今の自分にとっての価値」で見直してみると、気持ちが軽くなることがあります。

わたしもブランドバッグや好きだったブランドの服を手放すときにはかなり悩みましたが、いざ手放すと「なぜこんなに悩んでいたんだろう」「早く手放せばよかった!」とびっくりするほど気持ちがラクになりましたよ。

もう「授業料」だと思ってもいい。

買い物の失敗を学びに変える、“買い物の目”を育てるイメージ

私自身も、「高かったけど使いこなせなかったモノ」があります。
でも今なら思えるんです。

あれは、“モノを選ぶ目”を養うための授業料だったなって。

無駄に見える経験も、学びに変えることができたら、
「もう大丈夫」と自分に言ってあげられる。

目をそらさずに「高い勉強代だったな」と認めてあげることで、次のステップに進むことができますよ♪

手放しにくいときは、「誰かに譲る」という選択も。

モノの役割をバトンのように渡すイメージ写真

手放す=捨てる、ではありません。

  • フリマアプリで売る
  • リサイクルショップに持ち込む
  • 必要な人に譲る

こうして“役割のバトン”を渡すと、罪悪感が減ることも。
「ありがとう」と納得して送り出せる手放し方を見つけてみましょう。

「それは、過去の“わたし”が選んだモノ。」

今のわたしの基準で執着をほどいていくという意味を込めたリボンのハート

「高かったから」という気持ちは、“過去のわたし”が大事にしていた価値基準。

過去の基準ではなく、今の“わたし”がどう生きたいか? に目を向けることが、手放しの第一歩です。

その執着、ほんとうに「今のわたし」に必要?
一度問いかけてみてくださいね🌿

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